木は人に優しい素材です
木は湿度を調節してくれます

日本の夏は温度が高い上に湿度も高いため、とても蒸し暑く感じます。
特にコンクリートの建物の中では湿度が下がりにくく、住みごこちが悪く感じます。
その点木造の室内では、湿度が上がると木材が水分を吸い込み、湿度が下がります。また乾燥してくると水分を吐き出し、常に60%前後の湿度に調節してくれます。
この湿度はダニやカビやウイルスが発生しにくく、人間がもっとも快適に過ごせる湿度でもあります。

住宅内の温度変化
木の香りは快い空間を創出
木の香りによる脈拍の乱れの減少

木材は樹種により、独特な香りや殺菌作用を持っています。
これは木材に含まれる精油成分によるもので、殺虫、防ダニ、抗カビ、抗菌等の作用があります。
また、木の快い香りは、情緒面での安定感を持たせる効果もあります。

紫外線を吸収してくれる

鉄筋コンクリート校舎よりも、木工校舎で学ぶ生徒の方が近視になりにくいというデータがあります。
これは人間の眼に影響を与える紫外線が関係していると言われています。
コンクリートは紫外線を跳ね返しますが、木材は紫外線を吸収して眼を守ってくれ
ます。

木材は眼に有害な紫外線をよく吸収する
木材の吸音性能
木材の吸音率
木材の吸音率

木材には低音・中音・高音をバランスよく吸収する働きがあり、室内に木材を使用した場合、不快な雑音が吸収され音がまろやかになります。
これは木材が多孔質の材料であるからこそ得られる特性です。
目には見えないミクロの孔がそんな効果を生みだしてくれています。
優れた音響効果を要する劇場やコンサートホールに木材が使用される理由は、こんなところにもあるのです。

CO2の抑制

これまで私たち人間が生活してきた中で、木材や石油、石炭を燃やし続けてきた為に大量の二酸化炭素が発生してきました。
しかし、この二酸化炭素を吸収しながら地球温暖化防止の役割を果たすのが、森林で行われている「光合成」の働きです。
一般の生活での電気やガスの使用、自家用車や廃棄物からのCO2排出量をまとめると、年間約6,500㎏/世帯で、杉の木で換算すると、およそ460本ほどで吸収することができます。

CO2の抑制
木材は暖まると冷めにくい
床材料の違いによる足の甲の温度変化
床材料の違いによる足の甲の温度変化

コンクリートの住宅では冬になると足がとても冷えますが、木造の家ではそんなことはありません。
木の床には暖かさを保つ力があり、足が冷えにくいのです。
木材はその成分自体が熱を伝えにくい上に、細胞の隙間が多く、たくさんの空気を含んだ構造となっているので、急に熱くなったり冷たくなったりしないのです。

防ダニ防菌効果があります

住宅内に発生するダニは、喘息などの病気を引き起こすと言われています。
木の内装材を使うとダニが発生しにくいことがわかりました。
これは木材の中にダニを寄せ付けない成分があるからです。
この成分のひとつである「ヒノキチオール」には、防ダニ・防菌・抗菌効果があります。

改築前後におけるダニ生息臭
木は火に弱くない

木は火に弱いと誰もが思っています。
確かに薄い板などはよく燃えますが、太い柱や梁など断面の大きな部材は、着火後表面が炭化すると、周囲の酸素と熱をさえぎる働きをします。
そのため鉄の梁のように熱で軟化し、急激に強度が低下して建物が崩れる危険性は少なくなります。

無垢材の骨太構造
無垢材の骨太構造
自然素材の健康住宅
自然素材の健康住宅